今から10年ほど前でしょうか?
メイジャーリーガーの強打者がこぞって使用している「マニモタ」というバットグリップの滑り止めがプロ野球選手の間でも徐々に浸透、いつの間にかアマチュア野球界でも一部の選手が使用することになり一躍有名になったことがあります。
イレブンでは当時取り扱いがなかったのですが、一時たくさんの問い合わせをいただいておりました。
そんなマニモタ人気の流れもあり、数年後にミズノさんがカタログ掲載商品として出したのがこのスティックガードです。
スプレー式ではなく塗るタイプにすることによるメリット
①グリップに直接塗るタイプなので「塗りすぎる」ことが少なくなりますし、スプレー式と違い「塗りたいところ」にだけ塗ることができます。
②全国規模の大会となると飛行機での移動となることもあります。
スプレータイプのものは飛行機搭乗時の持ち込み検査にて持ち込み不可(上空での気圧変化のため)のアイテムとなりますが、スティックガードの場合だと気圧の変化による爆発の危険性はないので全国どの地域に移動となっても持ち運びが可能です。
デメリット
スプレーで「シュー」と2・3秒で終わる作業が2・3分かかることから、選手とすると「手間」に感じてしまうところでしょうか?
結果スプレータイプのものと比べて売れ行きがいまいちということで、ミズノさんも生産をやめてしまったという経緯があるそうです。
普段の使用時からバットのグリップ力に関して気にしていれば事前にできることですから、「こだわりのある選手」には逆にスティックタイプの方をオススメしたいと思います。
飛行機にのって全国を飛び回り、グリップの微妙な感覚が気になる選手はお一ついかがでしょうか?
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