海の向こうアメリカ大リーグでも使用打者多数、日本のプロ野球選手の間でも使用する選手が出てきているグリップテープだそうです。
もともと、雨の日でも行われる自転車競技向けに開発されたグリップテープだけに雨の多い季節に実感!!
他社のグリップテープに比べ、雨の日の試合でも滑りにくいというコメントを購入いただいたお客様からいただいております。
メジャーリーガーの使用率も目立ちますが、最近では日本球界でもタイガース福留・糸井両選手やバッファローズ小谷野選手、ファイターズ大田などが使用しております。
さらに、他競技にも浸透中、ゴルフクラブのグリップやバドミントン、テニスのグリップテープとして使用するプレーヤーも急増中だということでした。
この急増中の要因は、実際に触ってみて今までのグリップテープにはない握り心地と、リザードスキンズの多種多様のカラフルなデザインにあるところではないでしょうか。
機能とファッションが両立された、リザードスキンズ、今後さらに流行りそうな予感を感じたのですが、弊社のお客さんのリザードスキンズに対するニーズがどのくらいあるのかを今回ホームページにて掲載し確認したいと思います。
皆様から「リザードスキンズが欲しい」というお声をたくさんいただければイレブンでも置かせてもらおうと考えておりますので、購入をお考えの方はこの記事の最後にあるfacebookの「いいね!」を押して頂けると幸いです。
今までのバット滑り止めの歴史を振り返ると
日本のプロ野球選手が使用する木のバット、グリップテープを巻いて使用している選手はほとんどいません。
というのも、前回説明しましたが野球の歴史において、木のバットにつけるものの変遷は「滑り止め」としてバットのグリップに塗るものとして松脂が使用され、そして手の皮を保護する目的としてバッテインググラブが開発されました。
その後、松脂に変わるものとして素材を変えたりとかスプレータイプのものからステックタイプのものに変えるなどというのが、木のバットにおける「滑り止め」の変遷だと考えてきました。
一方、「グリップテープ」とは「金属バット」に使用するものであるという認識でした。
特に高校野球では、ルールブックにも記載されているようにバットのグリップに滑り止めを塗ることが禁止されています。
そういった背景から、バットのグリップテープは金属バット向けとして独自の進化を遂げていったわけです。
「木製バットの滑り止め」と「金属バットの滑り止め」
日本の野球用具の世界ではグリップのものに関しては出尽くした感があったわけです。
今回のリザードスキンズ、元々は自転車競技で使用されていたグリップテープが、野球のバット向けに改良され発売されました。
自転車のハンドルに巻くものは「3.2mm・1.8mm」2種類でしたが、野球用は「1.8mm 1.1mm・0.5mm」の3種類です。
現在の野球用グリップテープの大半は厚さ1mm以上ですから、0.5mmとなると市販されているものの中では最も薄いグリップテープとなると思います。
野球用具が進化するきっかけとして「他競技のもの」が野球界に進出するパターンが多いのです。
昨今主流となっているコンプレッション系のアンダーシャツはアンダーアーマーが切っ掛けとなって今日に至っておりますが、もともとはアメリカンフットボールのウェアが発祥です。
現在の金具埋め込み式の軽量スパイクはサッカーのスパイクや陸上競技用のスパイクに投入された技術で「革製のものがいい」と考えられていた野球のスパイクの概念をがらりと変え、現在は樹脂底のスパイクが主流、革底及び、天然皮革のスパイクを使用している選手は少数派となりました。
そのようなわけで、今回は自転車競技からの「いいとこどり」となるわけです。
リザードスキンズの特徴
・木のバットに使用されることにもなったことの要因としてまず「0.5mm」の薄さのものがあることが一番の要因だと思います。
木のバットにグリップテープを巻かなかったのはグリップテープを巻くとその分「グリップが太くなるから」で、1mm以上の厚さのものを巻くと円周で考えれば3mm以上は太くなるわけですから使用する選手としてはかなりの違和感がでてくることもあって使用を避けられてきたと思います。
0.5mmであれば巻いても2mm以下、リザードスキンズを巻くプロ選手は巻くことを前提にその分グリップを削るそうですが、削れない一般の選手でも2mm以下の変化であれば通常のグリップテープを巻くほどの違和感はないと思います。
・長時間使用される自転車競技でも人気であっただけあって、グリップ力があり滑りにくい機能がしっかりしているという印象をうけました。
担当の方の話では、高グリップでさらに耐久性があるとのこと「丈夫で長持ち」してくれてスプレータイプの滑り止めと同じくらいの機能があるんであれば、経済的にもありがたいことですよね。
・グリップテープの種類が豊富
高校野球対応の「ブラック」や「茶色系」のものもありますが、多くのものがパステルカラー系のものや「カモ柄」、軟式野球界で主流のバットは大体決まってますから、同じチーム内でも対戦相手でもかぶることが多いと思います。
バットが同じとなれば見た目での違いを出すのは「グリップテープでのコーディネート」くらいとなってきます。
現在は、まだまだ認知のされていないブランドですのでこの多彩なグリップテープ先駆けてみてはいかがでしょうか?
木製バットでも金属バットに巻いても十分に効果を出してくれる「機能商品」ですよ。