「北の球児たち」vol.25 2017年秋号がようやく入荷してまいりました。
欲を言えば、北海道の野球シーズンが終了した直後の10月、勝負熱の余韻が残っているうちに発刊してくれればと感じるところなのですが、その分先日行われた明治神宮大会大学の部で全国準優勝の成績を星槎道都大学硬式野球部さんが収められたところまで掲載されております。
「北の球児たち」vol.25 2017秋号の目次
・第70回秋季北海道大会 全19試合完全収録
・当番校ものがたり「北海道札幌平岡高等学校」と「北海道大麻高等学校」
・開会式 全20校入場行進と登録選手名鑑
・北海道行脚-高校野球を歩こう&支部大会166試合の戦績
・北海道大学野球特集
・ありがとう高校野球「北海道滝川西高等学校 堀田將人さん」「北海高等学校 佐藤大雅さん 川村友斗さん」
・それぞれの10.26 プロ野球ドラフト会議より
・第28回秋季北海道高校軟式野球大会
・巻末特集:第70回秋季北海道高校野球大会&第28回秋季北海道高校軟式野球大会支部大会出場チーム登録メンバー表
今回のみどころは大学野球で活躍する審判員
大学野球特集の欄で「大学野球で活躍する審判員」を取り上げております。
札幌大学硬式野球部のマネージャーをされている菅原さんは自チームの業務の傍ら、リーグ戦での公式戦の運営にも携わる係を担当。
自身の学生生活10年間を学生野球のマネージャーとして過ごし、来年からは社会人野球のマネージャーをお勤めになる予定だそうです。
マネージャー業を通した根っからの野球人ですね。
現在、北海道文教大学に在学中の松田さんと星槎道都大学硬式野球部に籍をおく久保さんは、現役の大学生でありながら選手としてではなく、審判として大学のリーグ戦でご活躍されております。
野球の審判界は高年齢化が進んでおりまして、彼らのようなやる気のある若者がどんどん現れて、北海道の審判界の次世代を担っていってほしいばかりです。
北海道のアマチュア野球界は現在、「公式記録員」と「審判員」の数が不足しております。
多くの方が本職をお持ちで、そのお仕事の時間を調整してお仕事の合間をぬって、各野球大会のお手伝いをされています。
というのも「審判員」「公式記録員」のみでは生活をしていけないからなのです。
野球というスポーツを支えてくれる「根っからの野球人」が一人でも多く増えることが期待できると感じるような文章で綴られております。