3月1日、道内多くの高校で卒業式が行われたこの日に例年どおり発売されました。北の球児たち2016年総集編。
今年卒業の3年生世代、新人戦を札幌第一高校が制し春のセンバツ。
春は創部8年目にして初のタイトルを獲得した札幌大谷高校。
そして夏は選手権準優勝の成績を収めた北海高校と創部3年目にして甲子園への道をつかんだクラーク高校。
それぞれ違う高校が「北海道No.1」のタイトルを分け合ったように切磋琢磨された世代でもあったと思います。
先の進路で、同じ時代に戦った別の高校の選手と一緒になることもあると思います。
そして、そんなときに「あの時代は」と振り返ることと思います。
「北の球児たち」はあの時、彼はどこの学校でどんな結果だったとか、対戦相手だったけどどんなゲーム内容だったか?など曖昧な記憶を鮮明にしてくれるきっかけになる一冊かもしれません。
同じ世代で有名人となった選手がいたとしたらその選手と対戦していることもあるかもしれません。
「卒業アルバム」は学校での思い出をまとめたものです。
もしかしたら「北の球児たちの総集編」は高校野球での思い出をまとめたものになるかもしれません。
なるかどうかは購入された皆さん次第となるわけですが、自身の高校三年間の軌跡が記載された冊子、卒業記念に一冊いかがでしょうか。
今回の長壁さんのポイント
元北海高校硬式野球部監督(現北翔大学硬式野球部監督)大西昌美先生の「名将のことば」より、大西先生が北海高校でご指導されていたころの野球事情と現在の野球事情の違いを「当時の指導方法と野球人気」と比較して大西先生が感じたことをわかりやすく語ってくれております。
大西先生の指摘は、このままでは野球人口が減少の一途をたどることを警鐘してくれております。
今回は、北北海道のチームに焦点をあてて取材されております。
滝川西高校・津別高校・富良野・富良野緑峰、など今後進む「少子化」に直面している地域の野球事情を取材されております。
また、前回の開成高校につづき、登別の中高一貫学校である登別明日(のぼりべつあげび)中等教育学校の取材記事が掲載されております。