北の球児たち2016年総集編
「北の球児たち」2016年総集編受付しております。。1998年に生まれた北の高校球児たちを振り返る一冊
北の球児たち2016年総集編
カベスタジアム
720円(税込)
2016年度の『北の球児たち』総集編3月1日入荷予定です、予約受付しております。(下記文章、掲載写真は2015年のものです。)10冊くらいしか入荷しません、数に限りがありますのでお早めに
「北の球児たち」2015総集編入荷致しました。
2015年度を振り返る一冊というより、平成九年(1997年度)に生まれた北の高校球児たちの3年間を振り返る高校野球の「卒業アルバム」的な編集がされている一冊です。
とあるアメリカ人がある光景を見て不思議に思ったそうです。
JRの駅構内に設置された大型スクリーンの前で大勢の日本人が足を止めて見ている、高校生の野球の試合に。
夏の全国高校野球選手権大会、すなわち夏の甲子園の試合を大勢の大人が真剣なまな
ざしで見入っている姿、彼らのワンプレーに一喜一憂する姿、歓声や声援。
そもそも一年で一番熱い時期のしかもまっ昼間に野球をしていること、その高校生たちの野球の試合を全国放送し、駅構内にわざわざ専用のテレビを設置す
ること自体そのアメリカ人には理解できなかったそうです。
BASEBALL(ベースボール)ではない、野球でもない「高校野球」という日本独特の文化。
強豪校の華々しく心すく豪快なプレーに魅了される一方で、緊迫感のある展開での選手たちの外連味のないひたむきなプレーもまた日本人の琴線に触れ思わず応援したくなる心境を掻き立てる、最後まであきらめない姿勢が大逆転を起こす。
高校野球が「筋書きのないドラマ」と呼ばれる所以でもあり、毎年たくさんの日本人を魅了する「高校野球」というスポーツの醍醐味でもあると思います。
甲子園への憧れや甲子園のスター選手に憧れて野球強豪校の門をたたいた選手もいるでしょう。
一方で野球のために嫌いな勉強をし、将来の夢をかなえるため学校の成績と闘いながら2年半の野球部生活を過ごしてきた選手もいるでしょう。
100人いれば100種類、それぞれの「高校野球」を過ごしてきた選手たち自身が物語であることが、より一層「高校野球」を彩っている部分でもあると思います。
そんな「高校野球」を過ごして何十年もたったのち、ふと青春時代を振り返ることがあると思います。
その時に、この本が皆さんの記憶をより鮮明に思い出させてくれるのではないでしょうか。
高校野球に携わったすべての選手。
選手を支えたマネージャー。
時に厳しく、時に優しく生徒たちを育てた監督やコーチ。
毎日の洗濯や、ご飯の支度など子供たちに出来る限り充実した高校生活を送らせてあげたいと彼らにとって一番の熱狂的ファンだったお母さん・お父さんや御兄弟。
そんな彼らを応援してきた近所のおじさんやおばさん。
高校野球が大好きな多くの人々へ送る一冊です。
mailこの記事について問合せをする