10月12日(木)の野球ドリル
ワンアウト1・2塁のケースで打者が内野フライを打ちあげました。
3塁手が捕球体制に入ったので、審判はインフィールドフライを宣告しました。
しかし、3塁手はこのフライをボールに触ることなく落球し、落球したボールはそのまま転がり、ファールラインの外に出てしまいました。
普通の内野への打球であれば、野手が触れずにファールラインを超えたのであれば「ファールボール」となるところですが、インフィールドフライが宣告されたこのケース判定はどうなるでしょうか?
答え
インフィールドフライは無効となり、ファールボールでボールデットとなります。
これを「インフィールドフライ イフ フェアー」といいます。
フェアボールだったらインフィールドフライですよということで、ファールボールなのでインフィールドフライにはならないのです。
野球規則では、イフフェアーのときは「インフィールドフライ イフ フェアー」とコールしてくださいと記載されてますが、内野フライの落下と内野手が普通にとれるボールだと判断してからコールをしなければならないため、なかなか正式コールが出来ません。
「インフィールドフライ イフ フェアー」の場合、「イフフェアー」もしくは「インフィールドフライ」のみのコールとなりますが、
まあ、審判がインフィールドフライに関して何か言っているなと感じましたら、野手がボールに触らないでファールラインを越えたらファールと覚えておいてください。