9月15日(金)の野球ドリル
陽射しの強いお昼に行われた試合での出来事です。
ワンアウト1・2塁のケースでバッターが2塁ベース付近に内野フライを打ちあげました。
インフィールドフライが宣告されたのですが、捕球体制に入ったショートも2塁ランナーも太陽の光が目に入ったらしく打球を見失い、2塁ベース付近の走路上で2塁ランナーの頭にあたりました。
当たったボールをそばにいたショートが素早くひろいタッチに行きましたが、2塁ランナーすでに2塁ベース上に戻りました。
このケース、審判団のジャッジはどうなったでしょう?
答え
インフィールドフライが宣告された時点で打者はアウト(内野手がボールの目測を失っているとなると完全捕球できないのではないかという疑問もありますがインフィールドフライを宣告しないと故意落球でなくともアウトが2つ発生すると審判が判断したのだと思います)。
インフィールドフライはインプレーであるため、宣告があってもプレーは続行、野手の守備機会の前に走者に打球がダイレクトに当たっているので、守備妨害で走者もアウトでダブルプレーとなりました。
野球規則:7.08(f)より
インフィールドフライと宣告された打球が、塁を離れている走者に触れた時は、打者、走者ともアウトとなる。
とあります。