9月5日(火)の野球ドリル
問:2塁ランナーが3塁へ盗塁を試みました。ピッチャーの投球を捕球と同時に3塁へキャッチャーが素早く送球しましたが、送球は3塁手の頭上を大きくそれてレフトへの暴投となりそのままランナーがホームインし、攻撃側が得点となりました。
その直後、キャッチャーが球審になにやらアピールをしていました。
審判のマスクが横に大きくずれていたので、キャッチャーの3塁への送球時にキャッチャの右手が審判のマスクにあたったために悪送球になったのでは?という感じでした。
さて、キャッチャーが盗塁を刺すために送球した時に捕手の送球を審判が妨げた場合、判定はどうなるでしょうか?
※昨年の全道大会で実際にあったプレーです
答え
キャッチャーのランナーの盗塁時の送球を打者が妨害した場合、妨害によって
ランナーの盗塁を阻止できなかったと審判が判断された場合、妨害したバッターに守備妨害が適用されます。
では、審判がキャッチャーの送球を邪魔してしまった場合は、投球はそのまま適用されます。(ストライクかボール)そのあと、アウトとならなかった場合は「審判のボーク」という判断で元いた塁にランナーはもどされプレーが再開されます。