平成29年度、高校野球用具の使用制限について1部変更があるようです。
北海道高校野球連盟さんに直接確認しましたので、以下内容をご紹介いたします。
サングラスについて
試合でサングラスを使用する選手がいる場合、メンバー表を交換するときに主催者と審判員に使用の申し出を行い、使用許可を得た場合使用することができるわけですが、ルールの変更によりサングラスは以下の仕様のもののみの使用となります。
①メガネ枠はブラック、ネイビー、グレーの3色となります。(白い縁のものは使用できません)
②メーカーの商標はメガネ枠の幅に収まっているもので、メガネの中央部への商標もメガネ枠の本来の幅以内に収まっているものとする。
③メーカー名はメガネ枠と同色で、枠が黒であれば商標も黒色、ネイビー色であればネイビー色、グレー色であればグレー色でなければならない。
なお、平成28年まで同色でなくても使用できるルールであったことから2年間は移行期間とし使用可能でしたが、平成31年からは変更されたもの以外のものは使用できなくなります。
また、レンズがミラー系の太陽光を反射しやすいサングラスの使用はできません。
捕手用・審判用マスクについて
平成32年より製品安全協会公認マーク「SGマーク」が付いているものに限ることになる見通しだそうです。
なお、SGマークがついた新マスクは平成29年1月以降随時販売されております。
高校野球用具の使用制限主旨
近年はインターネット等で海外製の安い防具が出回り、国内で使用されるケースも多くなってきている一方で、試合中に防具の耐久性が国内の安全基準に満たないことが原因での事故も増えているそうです。
そういった事故が発生した場合、海外製の安いものには事故が発生した際の補償がないものが多く、怪我などの費用が自己負担となるケースもあります。
そういったことを未然に防止するためにSGマークのついた用具の使用を徹底していく方針を打ち出したようです。
高校野球のルールや用具使用規則に「リトルシニアリーグ」や「中学軟式野球」は倣う傾向があります。
高校野球はもちろんのこと「野球をしている中学生」の皆さんも用具購入の際は公式戦で使用できるかできないかを確認し、お気をつけて購入してくださいませ。
高校野球のルールや用具使用規則の詳細については以下をご覧ください。
財団法人日本高等学校野球連盟「憲章&規定」