NEWモデルのビヨンドマックスギガキングよりも「飛びやすい」旧ビヨンドマックスメガキングアドバンスⅡがモデルチェンジして飛びにくくなった理由は、バンプ構造(表面が凸凹した)バットに生産規制がかかったためです。
しかし、生産中止にはなりましたが使用は現在のところOKです。(※2018 年12月の時点ですので、使用する場合はご確認ください)
そして、生産中止になったのでバンプ構造のビヨンドマックスは希少となっております。
ビヨンドマックスメガキングアドバンスⅡ商品概要
軟式野球用複合バット「ビヨンドマックスメガキングアドバンスⅡ」
メーカー名:ミズノ
品番:1CJBR12584
長さ:84cm
重さ:770gくらい
ヘッドバランス:トップ
定価:42,000円+税
カラー:ブラック×ブルー
ビヨンドマックスメガキングアドバンスⅡの特徴
・アドバンスと通常のビヨンドマックスの違いはボールを打つウレタン部分の長さの違い、通常のビヨンドマックスのウレタン部分が26cmに対してアドバンスは36cmと4割近く長くなってます。(先端部分に3cm、手元の方へ7cm)
通常の金属バットであれば投手が打者を打ち取ったと考えていい部分、バットの先っぽ、バットの根元と呼ばれる部分がウレタンになっています。
変化球でバットをひっかけさせた打球、インコースに強いストレートを投げ込み詰まらせたはずの打球が、このアドバンスⅡだと内野手の頭を超えて行ったり、ライナー性の打球で外野まで飛んで行く可能性が生まれてきます。
・さらに現在発売中の新ビヨンドマックスと、生産中止になったこのバットの違いはバンプ構造(バットの表面が凸凹している)にあります。
そしてバンプ構造が生産中止になった理由は「表面が凸凹している方が、表面が平らなものよりもゴムのボールに対する食いつきがよく、飛びやすいから」です。
つまり、NEWモデルのビヨンドマックスよりも、旧モデルのビヨンドマックスの方がボールが飛びやすいというわけです。
打ち取ったと思っても打ち取れない、投手泣かせの反則バットですね。
ビヨンドマックスメガキングアドバンスⅡはこんな選手向け
技術向上というより、野球を楽しみたい人、少しでもヒットが打てる確率を上げたい人、勝つ喜びを味わいたいチームにもおススメです。
気を付けてほしい所
何がよくて、何がNGなのか?
問い合わせをすればするほどわからない「野球用具規則」なのですが、現状では使用OKです。
しかし今後使用禁止になるかどうかが現在のところ定かではありません。
バットは滑らかな円筒状でなければならないという用具マニュアルに抵触するので、表面の凸凹構造を各メーカーに生産中止を指示したはずですが、
例えば、ミツワタイガーさんの軟式野球用バット「レボルタイガーHYPER WHIP」はグリップエンド(Jグリップという独自の左右非対称形状)さらに、バットのヘッド部分までが斜めで全く円筒形ではないです。
もはや何がよくて何がNGなのかは
「JSBB」(軟式野球連盟公認)が付いているかいないかの1点。
今回は紹介の「ビヨンドマックスメガキングアドバンスⅡ」生産中止にはなっています「JSBB」の認定を通っておりますので使用に関してはOKとなっております。