女子選手や手が小さい方におすすめのグラブ(グローブ)久保田スラッガーのSJシリーズとMSシリーズ
身長:~160cm向けのSJシリーズ
身長:160㎝~170㎝向けのMSシリーズ
久保田スラッガーの弊社担当者に確認したところ、久保田スラッガーの一般男性向けの大きさのグラブは「170cm~」と表記しています。
上記の2シリーズのグラブは「170cm~」よりも手入れ部分を狭く作っており、すなわち手の小さな選手でもグラブがフィットするように考慮しているので、久保田スラッガーグラブ使用女子野球選手の大半がこのどちらかのグラブを使用しているとのことでした。
SJシリーズと、MSシリーズ、この両シリーズとも手入れ部分を細くし、グラブ内での手のひらの遊びを少なくするため、手の甲と手のひらのフィット感を重視しています。
お店でグラブの革ひもを通し直しし、湯もみなどの型付けをすればすぐに使用できることもあり、女子の内野手には好評をいただいているとのことでした。
さらに、女子選手は内野手でも握力の小ささを補うために、小指の指袋部分に小指と薬指の2本入れでグラブを使用する選手も少なくないとのこと。
その際によりグラブを使いやすくするために小指部分にひと手間加えてあげるそうです。
(やり方は久保田さんから聞きましたのでイレブンでもご希望の方は小指部分のひと手間加工をいたします)
大きさが形状など多種多様のグラブ(グローブ)が販売されている
グラブに男性用と女性用と呼ばれるモデルが登場し、大きさや形状が異なるものが市販されるようになりました。
少年用と一般用(大人用)の2つのカテゴリーに、ゴールデンエイジ用と呼ばれる中学生用の大きさのものが加わりました。
これによって、
・子供用(5歳くらい)
・少年用(小学生低学年)
・少年用(小学生高学年)
・ゴールデンエイジ(中学生用)
・一般用
とグラブの対象が5種類。
さらには女子野球用が登場。
そして、ポジション別で
・セカンド用
・ショート用
・サード用
・投手用
・外野手用
・オールラウンド用
ポジション別のことも加味すると今日のグラブの大きさ事情は何とも複雑で、ここに女性向けのグラブというカテゴリーが入ってくると、この区分けによる違いはなんでしょうか?
売る側のイレブンにとってもいまいちピントが合いません。
グラブ(グローブ)を男性用と女性用と性別を分ける理由
さて、野球のグラブにおいて男性用と女性用と性別を分けることに至った理由はなんでしょう?
ZETTの2018年のカタログには4種類の女子プロ野球選手のモデルが掲載されております。
女子硬式ネオステータスシリーズ
本体価格:45,000円(税別)
京都フローラ所属:小西美加選手モデル(投手用と外野手用)、植村美奈子選手モデル(投手用)
埼玉アストレイア所属:磯崎由加里選手モデル(投手用)、加藤優選手モデル(外野手用)
ZETTでの女子硬式というカテゴリーのどこに特徴があるのかというと「カラフルなカラーリング」グラブのようです。
特に加藤選手モデルのグラブは革色を4色使用していて派手な印象がございます。
一般硬式グラブと女子硬式グラブの大きさや機能の違いに関しての記載があるとなおよかったかと感じます。
女性の手と男性の手の違い
わざわざ、女子野球モデルのグラブを作るとするならば、大まかに考えて「女性の手」と「男性の手」で何が違うのかを考えて作り分けるんだと思われます。
①手が小さい
②指が細い
③手のひらの厚さが男性に比べて薄い
④手首が細い
⑤男性に比べて握力が弱い
というイメージがあるのではないでしょうか?
一般成人グラブだと①~⑤の理由でグラブが使いにくいということであれば、手の小さい選手でもグラブが手にフィットしていてボールのつかみやすいグラブがより女子選手が使用するのに向いているということとなります。
久保田スラッガーグラブはお客さんの手に合うようにお店でひと手間かけてお渡し
女子選手に限ったことではなく、自分の手の大きさにあうとグラブは軽く感じます。
さらにグラブオイルなどに革がなじみやすく、柔らかくかつ、手の形になじんでくるのは、手の小さな選手にとっては大きな恩恵であると思います。
男女問わず内野手には根強い人気の久保田スラッガーグラブ。
手にフィットする人気の理由は何年たっても変わらない部分のようです。