SSK時代は浅くて広いポケット、大きくてでも軽いグラブ そんな印象でしたが、ミズノになってマイナーチェンジというかグラブのコンセプトも若干変わったかな?というイメージ。
結果「ミズノのグラブにはあまりない」形で登場した、そんな感があります。
ミズノに変わってもワイドヒンジにこそなってませんが、中指よりも外側、薬指よりでボールを収めるようなイメージは変わってないと思います。
が、SSK菊池モデルと変えてきたなと、感じたのは「人差し指側の形状に奥行きを持たせたミズノのグラブではみない」菊池選手独特な形状が特徴だと思います。
一応ミズノさんにも確認しましたところ、他社との比較(SSK)は失礼にあたるので出来ませんがミズノ内野手用グラブで人気の坂本モデルと比較すると、坂本モデルは人差し指と中指の間でしっかりとボールを捕るような型だが、菊池モデルは薬指側で捕るような形とのこと。
グラブのコンセプトが違うけど、人差し指と土手の部分までの長さは見た目のサイズは違うが坂本モデルと菊池モデルはほぼ同じサイズなんだそうです。
この見た目の大きさは違うのに実寸が同じという見た目のトリックこそが今回のミズノの菊池モデルとSSKの菊池モデルの形状の違いなのかな?と感じました。
なんとも難しい形状となってしまいましたが「浅いポケット」のグラブを使う選手の泣き所でもあったあのプレーをサポートしてくれるような形状になったミズノの菊池凉介選手モデル。
もともとグラブに型を付けることを好まない菊池選手ならでは「型のない形」が形になった?グラブ。
使いこなせば球際の打球にはとっても強くなれると思いますが、使いこなすのはかなり難しいかもしれません。