全道大会優勝した札幌大谷高校で使われているバットは7割が「ゼット」
創部8年目にして初の全道大会優勝タイトルを獲得した札幌大谷高校野球部。
大会終了の興奮冷めやらぬ翌々日、6月8日に学校へお邪魔しまして船尾隆広監督、五十嵐大部長にいろいろお話を聞かせていただきました。
大会での緊張感や終わっての感想などは大手スポーツ紙などで取材されている内容だと思いますので割愛させていただくこととして、運動具店らしく使用用具についての質問をさせていただきました。
「今大会はどのメーカーのバットを選手は好んで使用されていたのか?」
今回の大会期間中「7割の選手」はゼット社製硬式金属バット「ZETTPOWER(BAT1834)」
もしくは、「ZETTPOWER2nd(BAT1854)」を主に使用されていたそうです。
「他の選手は?」とお伺いしたところ。
あとはミズノの「VKONG02(Vコング02)」とのことでした。
使用理由については、特に監督・部長からこのバットを使ってほしいという要望はなく、選手の好みに任せたら結果的に「ZETTPOWER」と「Vコング02」に落ち着いたとのことでした。
さて「Vコング02」というバット、発売されてからかれこれ10年以上経ちますが、いまだにその人気は健在。
今なお「Vコング02」がミズノの高校野球硬式バットのなかで年間の売り上げナンバーワン。
大ベストセラーバットです。
ミズノ製品開発部門でも日夜「Vコング02」を超えるバットを開発しているはずです。
毎年、様々な金属を使用しバットキャップを改良し、バランスを変えてみるなど試行錯誤し、たくさんのバットを世に送り出しているにも関わらず10年以上経過した現在も衰えない人気を誇る「Vコング02」。
いまなお、多くの高校球児に愛されるこの銘品の秘密を知るためミズノの製品開発企画バット部門担当の方にじかに問い合わせしてみたところ、
「バット開発担当者泣かせの秘話」とついにたどり着いた『「Vコング02」以上の使いやすさを実現させたミズノ待望新作バット』の情報を教えたいただきました。
(次回につづく)
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