コツコツ、じっくりと時間をかけて型付けをするのが性に合わない、買ったグラブをすぐに使いたい人におススメ軟化剤です。
グラブ皮革軟化剤 SF-1の特徴
無色透明、液体状のスプレータイプのオイルです。
液体なので通常の固形のものよりもグラブの革に浸透しやすいため、柔軟効果が早く出ます。
こんな選手にグラブ皮革軟化剤 SF-1を使ってほしい
・買ったグラブすぐに使いたい人
・根気よくグラブを揉んでいるがなかなか柔らかくなってくれないグラブを柔らかくしたい人
グラブ皮革軟化剤 SF-1の注意事項
①塗りすぎて柔らかくなってしまう
もともとは業務用に開発されたリキッドオイルでしたが、SNSなどで公開されてからアッという間に一般ユーザーにも知れ渡ってしまった商品です。
イレブンでは現在も店頭には並べておりません。
お客様からお問い合わせをいただいてからお出しするようにしております。
理由は、
・「すぐに柔らかくなる」部分だけをご覧になり、塗る量を考えずにグラブに塗りすぎて「柔らかくなりすぎる」ことがある
・通常のオイルを塗ってグラブを揉んで柔らかくなるのと、リキッドオイルを塗って揉んで柔らかくした場合とでは、使いやすくなるまでの時間が格段に短縮することをご説明させていただき、用法容量をご説明してお渡しするためです。
塗りすぎてしまう要因
リキッドオイルが液状のためグラブに浸透しやすいオイルといっても、スプレーした直後にすぐに柔らかくなるわけではなく、徐々に革の奥まで浸透し効果を実感するまでには1晩くらいはかかるわけです。
そういった事情を知らずにスプレーした直後に中々柔らかくならないからとどんどん過度にスプレーして、実感がないなぁと一晩寝ておきて翌朝に再度グラブを揉んでみてしばらくたつと・・・・ん?
「柔らかくなりすぎた!」ということがあるからです。
予想以上に柔らかくなって苦情になることが過去にありました。
かけたらかけた分だけ浸透してしまうため、グラブがそうなったらそこから硬くすることは通常の方法ではできません。
初めて使用する方はまず、どんなものかを知るために少しずつ使用してほしいです。
②個人で使用するには量が多すぎる
かけすぎてしまう理由の中に1本の量が多いというのがあります。
何度も書きますが、もともとは業務用に開発されたもの、お店で何十ものグラブに型をつける目的でつくられた商品ですので、個人で使用するには量が多すぎるくらいの量がはいっております。
一本で何十個ものグラブに使用していると書けば、1個のグラブに対して1本使用することは想像できないと思います。
9割以上残ったオイルの有効活用は、革ひも交換したばかりのグラブ革ひもは切れやすいので、自分でグラブ紐を交換される方であれば、SF‐1で革ひもを柔らかくしてからグラブに通してあげると革ひもが切れにくく長持ちします。
買ったばかりの財布やバッグなど革製品をなじませるのにもいいかもしれません。
※薬の使用書ではありませんが、ご使用の際には用法と容量をしっかりと守ってお使い下さるようお願い申し上げます。
ここがポイント
・グラブ皮革を柔らかくするための専用軟化剤
・ただし、塗っただけでは柔らかくならないので注意
・塗りすぎると柔らかくなりすぎるので容量に注意
・グラブに使用し残った際は、グラブの革ひも交換の際に使用したり他の革製品に使用したりもできる。
気をつけてほしい事
元々は「業務用」で、店舗で型つけを効率良くするためにハタケヤマさんから一通り説明を受けて使用するものです。
現在はネットでも買えますし、YouTubeで宣伝してるんで、イレブンでも良く売れていますが、塗りすぎたとの報告もあります。
塗りすぎ注意でお願いします。