市販されている「軟式M号ボール練習球」の性能を比較検証しました
今日のイレブンコラム(2018年8月26日)
市販されている「軟式M号ボール練習球」の性能を比較検証しました
中学校の野球部は新チームから、M号ボールでの野球に変わります。
メーカー
品番
:BB7063
重さ
:約138g
長さ
:直径約72㎜
色
:ホワイト
野球種別
:軟式野球用
1ダース/5000円(税込)
M号ボールが誕生して早1年、いち早く一般軟式野球の試合がM号に変わりましたが遅れること1年、中学校野球で使用するボールも今秋の新人戦よりB号からM号ボールへとかわりました。
さて、ボールの規格がM号に変わることでボールのバウンドの仕方が変わったのはもちろんお値段も大幅に値上がりされました。
旧規格 B号ボール:570円+税/1球
新規格 M号ボール:630円+税/1球
と1球60円の値上がりです
ダースで720円の値上がり(6840円+税⇒7560円+税)と結構な出費になるのではないでしょうか?
そこで、イレブンではM号ボールの練習球の仕入れを始めました。
1ダース 5000円(税込み)です
仕入れを始めるにあたり、スポーツ用具量販店(ゼビオ・スポーツオーソリティ)でもM号の練習球の取り扱いをされていたので、弊社で取り扱い予定の練習球とスポーツ量販店で販売されている練習球の比較検証を行うために札幌のとある中学校の野球部さんと、石狩管内の社会人軟式チームに協力いただきました。
まず、
Q1:新規格の軟式野球ボール「メジャー球」(通称M号ボール)の公認球
(ナガセケンコー・ダイワマルエス・トップボール)
が果たして同じものか?
A:軟式野球連盟公認球のお値段
・中学校・高校・大学社会人の軟式野球大会、北海道での公認球となるケースの多いナガセケンコーのM号ボール公認球
1ダース/7560+税(1個630+税)
・北海道ではあまりなじみのないダイワマルエスM号ボール公認球(ただし少年野球の大会ではケンコーよりもマルエスが多いかも)
1ダース/7200+税(1個600+税)
・マルエス以上になじみのない(北海道内の大会で大会公認球にはなったことはないかもしれません)トップボールのM号ボール公認球
1ダース/7200+税(1個600+税)
バウンドの仕方)
ナガセケンコーがマルエス・トップに比べると若干高く弾み、トップとマルエスはバウンドが低いそうですが、じっくりとみてわかるくらいの微差らしく、中学生も大人のチームの方も公認球3メーカーとも弾み方に関しては大きな違いは感じなかったそうです。
ということで「公認球3社のボールにはほとんど違いがない」ということします。
Q2:M号練習球(ゼビオさんで売ってたもの・スポーツデポさんで売ってたもの・今回からイレブンで取り扱いを始めた練習球)はどのくらい公認球と違うのか?
A:
M号ボールの練習球、フィールドフォースというお名前のものとゼビオさんで売っていたもの、M号ボール練習球というお名前で弊社で取り扱いを始めたユニックス社のもの上記3社のボールを比較していきたいと思います。
(連盟から公認を受けていないボール)
・スポーツデポさんで売っていたフィールドフォースのM号ボール
2個で699+税(1個350+税)
・ゼビオさんで売っていたゼビオオリジナル?M号ボール
2個で699+税(1個350+税)
・ユニックスの練習専用M号球
1ダース/5940+税(1個495+税)
イレブンではユニックスの練習専用M号を
現在1ダース/税込み5000円で販売しております。(1個385+税)
練習球をお試し頂いた結果ですが、どのメーカーのものも公認球との違いをそんなに感じなかったということでしたが、強いて言えばゼビオさんのものとフィールドフォースのものがユニックスのものよりもボールが硬い感じがしたそうですが、特別に気になるほどのことではないようです。
結論)
3社とも公認をとれていないので公式戦では使用できませんが、公認球に比べ250円以上安く(公認球630円+税 練習球400円以下)、公認球と比較してもボールの跳ね方などにあまり差がないのであれば、練習で使用するのであればM号練習球はかなりお得だと思います。
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