箱根駅伝でも優勝経験のある某大学の陸上部で4か月のトレーニング期間に「EPAを意識して摂らない選手」と「EPAサプリメントを試して頂いた選手」で1万メートル走持ちタイムの短縮にどのくらいの差が出たのかを検証したところ、EPAを意識してとらないで練習した選手の持ちタイムが平均で5秒短縮したのに対して、EPAサプリメントを4か月試した選手の持ちタイムは平均で51秒短縮したそうです。
箱根駅伝に出場する選手で1万メートルの持ちタイムが28分前後のトップ選手が使用して、そこからさらに1分近くタイムが短縮されるかといえばそうではないと思います。
(そもそも栄養学に関しての知識が進んでいる陸上界では、酸素摂取量に関しての血液の重要性は熟知されており、EPAを採っている選手は数多くいらっしゃると思います。)
が、成長過程にある高校生から二十歳前後の選手までであれば、EPAを意識して取り入れることで持ちタイムの大幅な更新は可能であると推測できます。
ちなみにこのサプリメントを掲載するにあたってSSKの弊社担当者に確認したところ、中距離の800mで自己ベストを4秒更新するなど、タイム短縮結果がでたそうで、いずれにしてもEPAを知っているか、知らないかで大きな差があるようです。
さて、話は変わって高校野球界のオフシーズンの過ごし方として「身体を大きくすることでパワーをつけること」は常識となりつつあり、オフシーズンと呼ばれるこの時期には明治乳業さん・森永製菓さん・味の素さんなどプロテインやサプリメントを取り扱う各メーカーさんで栄養講習会が開催されております。
それぞれの高校で行われたり、大きな会議室を借りたりして行われますが野球の選手や指導者が真剣に講師の話に耳を傾けている姿を数多く目にします。
主な内容は、甲子園大会に出場する選手たちの平均のBMI数値を紹介したり、その中の高校で実際に食べている寮の食事の品目や食べる量を紹介し、さらに食事で賄いきれない不足分をプロテインを摂ることで補助したり、ウエイトトレーニングや体幹トレーニングで身体を追い込み、ハードなトレーニングを行う中でいつ食べると最も効果を得られるかなど、食事について事細かにお話しされ、食習慣に気を付けて身体つくりに専念することの重要性を説いておりました。
主にタンパク質を多く含むプロテインや肉類、大豆、エネルギー源となる主食の炭水化物の摂りかた、体調を崩さないようにミネラルやビタミンなどをバランスよくとりながら身体を大きくすること、運動に必要な筋力をつけて体重を増やすことによるメリットをメインに講習会が行われているかなっていることと思われます。
そこで、今回のサプリメント、魚肉ソーセージでおなじみ「ニッスイ」さんから発売されたスポーツEPAを加えてみることをオススメしたいと思います。
まず、長距離走で大幅に持ちタイムを更新する要因のひとつになったEPAとは何であるかについてご説明します。
EPAとは「いわしやさば、あじ」などの青魚に多く含まれている成分で、エイコサペンタエン酸と呼ばれるものです。
この成分は、必須脂肪酸(体に必要な成分)であるといわれているものですが体内でほとんど作り出すことのできない成分の一つなので、EPAの含んだ食べ物を食べて摂ることとなります。
EPAを適度に摂取することによって得られるのは「血液の中身が改善され、俗にいう血液がサラサラ」になります
では、血液がサラサラになるとアスリートの身体にとってどのようなプラス役割を果たしているか?
詳しくはニッスイさんのホームページにEPAの効果について詳しく記載されておりますのでこちらをご覧ください。
EPAを摂ると、酸素運搬能力が高まって運動持久力が向上します
①赤血球が改善されると酸素の運搬能力が上がり、身体の隅々まで酸素が行きわたる能力が上がります。酸素の運搬能力が上がるとそれまでよりも少ない酸素量で同等の有酸素運動を行うことが可能になり、心肺機能にかかる負担が軽減されより長い有酸素運動を行うことができます。すなわちスタミナが上がるということにつながります。また筋肉や関節などの抗炎症作用もあり疲労ダメージからの回復を手助けします。
野球の先発投手など長時間ボールを投げ続け、利き腕に負担のかかる選手や座ったりたったりの繰り返し動作の多い捕手などに是非ともお勧めしたい効果だと思われます。
②赤血球の改善により、身体の隅々まで酸素が行きわたりやすくなるということは「毛細血管にまで血液が行きわたる」ことにつながります。
毛細血管まで血液が行きわたるということは体が冷えずらい状態を維持できることですから疲労回復に効果があります。
疲労回復効果の向上については、すべてのアスリートにとってありがたい効果であると言えます。
なお、毛細血管にまで血液が行きわたる状態、「血行がいい」ということは美肌効果や生活習慣病予防にもなります。
③血行が良くなると代謝の促進効果が期待でき、中性脂肪の燃焼も促進。
すなわち脂肪分解酵素が増えるので不要な中性脂肪ができにくくなり、ダイエット効果が期待できます。
体重を増やそうと思おうと自分の好きなものをたくさん食べることが近道であると思います、お肉の旨みとお肉の脂身の関係は親戚みたいなところもありますから、お肉好きで体脂肪を気にしつつ体重を増やしたい選手にもEPAをお勧めしたいところです。
今回のニッスイのEPAゼリーと、他のメーカーとの違いは粒ではなくゼリー状で「するっ」と食べられるところです。
ニッスイさんでも粒タイプのものを取り扱っております。
錠剤タイプの方がより安価(ゼリータイプ:220円/1日・粒タイプ:120円/1日)ですが、食べやすくゼリータイプのものにはクエン酸も含まれており、より疲労回復効果が大きいところが違う点です。
ちなみに、
『スポーツEPA アクティブコンディションボトル(粒タイプ)』150粒(30日分)3,600円+税
EPAの配合純度がアクティブコンディション比較40%以上の
『スポーツEPA ウルトラピュア(粒タイプ)』180粒(30日分)8000円+税
も取り扱いをしております。
オフシーズンのより効果的な体力強化にぜひともEPAもお仲間に加えていただきたいと思います。