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清原和博「男道」(幻冬舎)。今だからこそ、あえて読んでみました

清原和博「男道」 表紙アップ 清原和博「男道」 表紙と裏表紙

男道

幻冬舎

1,400円(税別)
覚醒剤の使用所持で逮捕された直後に購入して読みました。
内容は全五章にわかれてます。

リトルリーグ・ボーイズリーグ~PL学園~ライオンズ~ジャイアンツ、そしてバッファローズ時代までの自分史。

当時の清原少年、中学生の頃にはプロ野球選手になりたいではなく、プロ野球選手になれると思っていたそうです。
「どんなプロ野球選手になるか?」
本人がそう自覚するほどに自分の周りの選手と自分との身体能力に差があり、小学5年生のころからボーイズリーグを卒業するまでエースで4番、常にチームの中心選手として活躍。
1年365日のうちチームの練習が休みの日は正月のみと、364日を練習する私生活を投げうった指導者のいたチームに所属し、そうなるだけの研鑽を日々積まれていたんだなと思う人並み外れた練習量をこなしていたと記されていました。

高校入学後のことは周知のことと思います。
PL学園の野球部での数々の活躍、甲子園の記録を塗り替えるスラッガー清原和博がプロ野球選手にならないわけはありません。
「清原はどの球団でプレーするのか」
清原少年の自覚は間違えのないものでした。
その後の野球選手としての輝かしい活躍、たくさんの年俸、選手としての給料以外にCMやテレビ出演などでたくさん稼がれました。

清原氏としての野球選手としての矜持や接してきたいろんな人のお話しがかいてありました。
「番長清原」を演じることのつらさを長嶋茂雄さんの言葉を引用して記述している部分もありました。

しかし、本も終盤にきてぼちぼち引退するころにさしかかっても、あれ?書いていないなと思ったことがあります。

野村監督がスワローズの監督時、選手に常々おっしゃっていた言葉。
これは現在イーグルスの池山コーチやスワローズ真中監督が数年前に野球教室にいらしてくれた時におっしゃっていたことです。

『「野球選手でいる時間」よりも引退して「野球選手ではない時間」の方が圧倒的に長い。野球ばかりしていては引退したときに困る。困ることのないように野球選手でいるうちに引退した後に何をして食べていくか、どんな仕事をして家族を養っていくのかをちゃんと考えながらすごしなさい』と何度も言われたというものでした。

清原氏の著書の中にいろんな方が登場するのですが、引退後に何をすればいいのかを話された人がいないのです。

「忘れてしまって覚えていないのか」
「誰もそういう話をしてくれる人がいなかったのか?」

後者であれば、あまりにもさみしい現役生活であったのかな。
事件後に読んだ本なのでなおのこと哀愁を感じて読み終えました。
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