10月14日(土)の野球ドリル
現在ジャイアンツの不動のエースである菅野智之投手が東海大相模高校時代に実際にあったプレーです。
東海大相模の攻撃で打者は菅野投手でした。
2アウト、1・3塁、カウント2-2からの5球目の、ワンバウンドしたスライダーを菅野投手がハーフスイング。
相手チームの捕手からハーフスイングのリクエストがかかり、球審が1塁審へリクエストしました。
1塁審はスイングのコールをし、球審が右手を上げましたので、三振となり相手チームはダッグアウトへ引き上げていきましたが菅野投手はキャッチャーからタッグされていないということで、1塁・3塁のランナーとともにダイヤモンドを一周し、ホームイン。
さて、この2アウト1・3塁のケースで、ハーフスイングでのリクエストでの三振のあとのプレー得点は認められるでしょうか?
答え
1塁にランナーはいますが、2アウトであることと、完全捕球ではないのでハーフスイングのリクエストがスイングであった段階から振り逃げは成立します。
従って捕手は打者にタッグするかファーストへ送球しなければアウトにはなりません。
この3ストライク目の球審のコールについて、物議を醸しだしたようですが、ルール的には菅野投手の振り逃げスリーランが成立します。