北の球児たち vol.24 2017夏号が発売されました。
北の球児たち vol.24 2017夏号の目次
・2017年北の球児たち 熱闘の証
・第99回全国高等学校野球選手権大会 北北海道大会、南北海道大会、全30試合完全収録
・聖地への死闘 北・南北海道大会決勝戦
・北北海道大会1回戦~準決勝
・南北海道大会1回戦~準決勝
・北大会開会式全16校行進と登録選手名鑑・南大会開会式全16校行進と登録選手名鑑
・当番校ものがたり夏を支える高校生たち 旭川龍谷・札幌北・旭川藤女子・札幌聖心女子学院
・高校野球を歩こう&夏の足跡
・道内支部大会225校204チーム172試合の戦績
・第62回全国高校軟式野球選手権北海道大会
・巻末特集 第62回全国高等学校軟式野球選手権北海道大会 参加14校登録メンバー表
・第99回全国高等学校野球選手権北・南北海道大会 支部大会出場225校・204チーム登録メンバー表
内容について
まず目につくのは、久しぶりの超満員の円山球場の熱気がよみがえってきそうな表紙。
2017年7月23日、南北海道大会の決勝は昨年夏の選手権大会準優勝「北海高校」と一昨年春の選抜大会準優勝「東海大付属札幌高校」との試合ということもあり、試合開始1時間前から満員御礼の観客数であり、さらに両校とも全校応援で試合開始前から内野スタンドは満員のため入場できませんという告知でした。
伝統のある両チームの試合ということもあり外野の芝生席を開放する事態は、駒大苫小牧高校が甲子園で初優勝した次の年以来の入所者数でではないでしょうか?
ついに成る、百折不撓(ひゃくせつふとう)の夏
秋季大会、札幌支部予選の一回戦が奇しくも南北海道大会決勝の対戦相手だった東海大付属札幌高校であったのが何とも両校の縁を感じさせます。
秋に入り、新チーム同士の対戦が各地で始まっております。
高校野球離れが叫ばれるなか、複数の高校で1チームを作って出場する合同チームが多いなと感じます。
野球強豪高校の栄冠の一方で、進む地方の高校野球人口減もしみじみと感じます。
有力な野球選手が札幌へと一極集中している背景がある中で「北の球児たち」は私学・公立高校の隔てなくあくまで北海道の高校野球を取り上げてくれているあたりが、他の高校野球雑誌と一線を画しているのではないかと思います。